「控除制度」を知って税金を

「控除制度」を知って税金を取り戻そう
毎年2月から3月にかけて行われる確定申告というのは、商店主など事業主にとっては、税金を払うための手続きだが、OLや主婦にとっては、払いすぎた税金を返してもらえるウレシイ制度なのです。

申告すれば、払いすぎた税金を返してもらえるというのだから、面倒がらずに手続きをしよう。たとえば、病院にかかり医療費を支払った場合、金額の多少はあるが、税金が戻ってくる。

これは「医療費控除」といって、病院などに支払った医療費は、収入から差し引くことができるということで、その分、税金も安くなるというわけ。このように、医療費控除に限らず「控除」の金額が多ければ多いほど、納めなければならない税金は少なくなり、かりに、税金を余分に払っていたとしたら、それを取り戻そうというのが、確定申告なのだ。

一般的には、わざわざ確定申告をしなくても、会社で「年末調整」をしてくれ、税金を取り戻してくれるが、そうでない場合は、忘れずに確定申告に出かけよう。控除の種類には、次のようなものがあり、知っている人も多いだろうが、念のために確認しておこう。

 基礎控除
 扶養控除
 老齢者控除
 寡婦控除
 障害者控除
 社会保険料控除
 生命保険料控除
 損害保険料控除 
 医療費控除
 雑損控除
 寄付金控除

確定申告の申告漏れは

確定申告の申告漏れは5年間なら大丈夫
「失敗!もっと早く医療費控除の制度を知っていたらよかったのに。一昨年から去年にかけて体調が悪くて、頻繁に病院に行っていたのだから・・・・」。こんな人もいるだろうが、大丈夫。

確定申告後に、申告し忘れた控除があったことに気づいた場合は、5年以内なら還付申告をすることが可能なのだ。そのときに、必要になるのは控除の対象となるものの明細書と領収書、源泉徴収票、印鑑、嘆願書。これをもって、税務署に行けば、控除の対象にしてもらえる。2、3年前のことだからといってあきらめちゃダメ。

保険料や年金の掛け金も控除される
国民面金や厚生年金、健康保険の掛け金は、社会保険料控除が受けられることはご存知のところ。でも、個人的にかけている生命保険会社の保険や個人年金も控除の対象となるってしってた?

これらの掛け金は、それぞれ最高で5万円、合計10万円の控除が受けられる。つまり、最高で10万円所得が低いとみなされ、その分税金が安くなるというもの。

ただし、保険の場合は保険期間が5年以上の貯蓄保険、年金は個人年金保険料税制特約のものでなければ控除の対象にはならないので、ご注意を。

医療費がかかったら税金の還付を

医療費がかかったら税金の還付を受けよう
病院にかかり医療費を支払った場合、課税の対象から免除されるのが医療費控除。これを年末調整で申告する(確定申告でもよい)と、税金が戻ってくる可能性が高いので、普段から病院の領収書や薬を買った時のレシートは捨てずにとっておこう。
控除の対象となる主な医療費は以下の通り
 病院の診察費用や入院費用
 歯の治療費用
 病院、薬局で購入した治療や療養のための薬代
 通院費(タクシーもOK)
 医師・付添い人の送迎費
 あんま師、マッサージ師、指圧師、針灸師、柔道整体師に支払った施術費
 入院の部屋代、食事代
 医療用器具の購入代、賃借料
 義手、義足、松葉杖、補聴器、義歯などの購入費用
 寝たきりの人のおむつ代

これらに対して控除対象にならないのは、以下の通り
 近視や乱視用のメガネ、コンタクトレンズ代
 美容整形、エステ料金
 健康食品や病気予防、健康増進のための医薬品
 健康診断、人間ドックの費用
 通院のために使った自家用車のガソリン代
 出産のために実家に戻った時の交通費
 歯科ローンの利息
 医師への謝礼

なお、医師の診断書などを必要とするものの、一定の手続きを踏めば、温泉で療養しても医療費控除を受けられる制度もあります。

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